あなたの心理作用「投影」で相手の表情まで違って見える

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自分の心理作用を知っていますか?気づいて自由になるヒント☆

こんにちは。

ヒーリングルーム中今の秋野真理子です。

四国・徳島を拠点に

・アカシックリーダー
・スピリチュアルセラピスト
・自分のあり方ナビゲーター

として活動しておりまして、
(Zoomやスカイプでのセッションや全国への出張ご依頼も承っております。)

特に、

「自分自身を見つめること(自己認識)」
「在り方(ありかた)」

へのサポートを得意としています。


さて、今回は、

「投影」という心理作用

のご紹介です。

投影していると相手や物事のありままを見ることができず生きづらさにつながりますので、気づいて手放していきたいところです。ぜひご覧になってみてくださいね^^

 

◇ 「投影」を手放すには、自分の内側にある「影の部分」を知ることが大事

「投影」はよくある心理作用です。

私たちの誰もが程度の差はあれしていると言っても過言でないかもしれません。

どんな心理作用かと言いますと・・・

自分の内側にある葛藤に気づいていない人が、自分の外側-環境や他者-に自分の内側の葛藤を映し出し(=投影し)、「自分の外側に葛藤が存在している」と認識している

といったものです。

俗っぽい表現をすると、自分で気づいていない自分の弱点を他者が持っていると思う、といったことです。

といっても、ワザとヒトのせいにしているという意味ではないですよ!^^

本人にはそれが事実に思える、という意味です。

ひとつ実例を挙げてみますね💡

 

Aさんは、自分の内側に「自分が感じているこの疑問は理解されないかもしれない」「大切に扱われないかもしれない」「答えてくれても辛い答えかもしれない」といった葛藤を持っていましたが、自分自身ではその葛藤に気づいていませんでした。

知りたい意欲は強かったAさんは、その疑問についてある日ある講座で先生に質問をしました。先生は、詳しく答えてくれましたが、顏をしかめながら少し嫌味なニュアンスを込めながらでした。

Aさんは先生の表情や雰囲気に気持ちを揺さぶれれながらも、答えてくれた内容に集中するように努めました。回答内容は役立つ納得いくものでしたが、もっと感じよく答えてくれてもいいのになぁ・・・という気持ちも同時に抱きました。

そして、後日その講義のビデオ録画を見て復習していたとき、Aさんは驚きました。自分が質問した部分になって、自分の記憶と実際の様子が違うことに気づいたからです。回答内容は記憶と同じでしたが、先生の様子は記憶と違っていて、笑顔でフレンドリーでニュートラルな雰囲気で答えてくれていました。

自分の内側の葛藤に気づいていなかったAさんは、自分の内側の葛藤を自分の外側の先生に投影して、先生の表情や雰囲気を事実とは異なるものとして認識していたのです。

ビデオ録画を見た時点では、当時の葛藤が手放されていたので投影なくありのままを見ることができ、「あのときの先生の表情は雰囲気は、事実ではなく、自分の投影が作り出した幻想だったのか・・・!」と気づいたのです。

 

このように、投影には相手の表情まで違って見えるほどの作用があります

私も、ビデオ録画を見たときには本当に驚きました。

と、そうなんです、Aさんって私のことなんですが(笑)

私自身、この体験の前から「投影」のことは知っていました。もちろん注意もしていました。が、やはり本人には事実と思えている部分のことなので、すぐにすべてを客観視できるようになるものではありません。一歩一歩コツコツと自分と向き合い、葛藤-自分の中の影の部分-に気づき理解し解放し、クリアになっていくしかない部分なんです。

そこに、ビデオ録画というとても分かりやすく客観視できる体験がやってきて、「あー、投影の作用ってここまでスゴイんだな」「偶然ビデオ録画という機会があったから分かりやすいけれど、そうでなくても毎日常に起こっているんだろうな」とシミジミ感じることができ、とても貴重な体験ができたと何年も経った今でも感じています。

こうやって分かりやすい実例として語ることもできていますし(笑)^^

他にもよくあるパターンをいくつか挙げてみますね💡

 

・自分の内側の「人にどう思われるのか気になる」という葛藤に気づいていないため(=自分が「人のことを気する」)、実際以上に他者が自分のことを気にしているように感じる(=他者が「人のことを気にする」葛藤を持っているように感じる)

・自分の内側の「気になるアレコレが整理できないまま混乱している」葛藤に気づいていないため(=自分が「混乱している」)、他者のアドバイスを的外れに感じる(=他者が「混乱している」ように感じる)

・自分の内側に「人は攻撃してくる、自分を守らなくては」という葛藤に気づいていないため(=自分が「サバイバルモード」)、他者が自分を攻撃してくるように感じる(=他者が「サバイバルモード」のように感じる)

・その他いろいろ・・・

 

いかかでしょう、イメージが深まってきたでしょうか^^

自分が「投影」していることに気づいていないうちは、相手や物事をありのままに見ることができず自分のフィルターを通して見ることになります。

となると、いわば自分の思い込みの世界を生きている感じになります。

それは、いつものパターンが繰り返される世界で、自分では努力しているつもりなのにやってくる結果は同じ・・・という世界です。

真に自分らしく生きて望む結果を手に入れるにはパターンを手放すことが大切だとよく言われますが、そのパターンを手放すためには、投影を手放すことが大切なのです。

投影を手放すには

 

・まずは投影という心理作用があることを知ること。

・そして注意していること。注意していても自分では気づけないことが多いということも含めて。

・そのためには、いつも自分はこんな目に合う、周りにこんな人が多い、などのよくあるパターンに気づいたとき「このパターンは自分の投影によるものでは?」という視点が役立ちます

・自分の内側の葛藤に気づき理解すること。(葛藤があっても気づいていれば、投影しづらくなったり、うっかり投影をしても気づける可能性が生まれてきます)

・自分の内側の葛藤を手放すこと。(すぐに簡単にできることではありませんが、これが根本的な解決法)

 

自分を見つめて知ることが、真に自分らしく生きることにつながります。

自分の葛藤-影の部分-に気づいて理解することも、自分を見つめて知ることの大切な側面です。よぅく理解してあげることでゆるんで手放されていきます。

 

必要な方に届いて受け取っていただけたらとてもうれしいです^^

 

自分一人で取り組むのは難しい分野ですので、焦らずコツコツ、自分に優しく、向き合ってくださいね☆

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